アウトプット前提の生活をしていて思うこと「内容が違うだけで、みんなやってるわ」#よみかき

アウトプット前提の生活をしていて思うこと「内容が違うだけで、みんなやってるわ」#よみかき

2022/4/15

ようこそ、お越しくださいました。

どうも、えんどう @ryosuke_endo です。
こうやって趣味の範囲で毎日投稿するようになってから4年ほどになる。それまでも読書感想文からはじめたり、短期的にドイツに行った時のことを備忘録的に書いていたことはあったものの、毎日書くまでは至らなかった。だって、面倒なんだもん。
ところがどっこい、今となっては書かなければならないと思えるほどまでにアウトプットを前提にした生活を送ることになっており、ありがたいことにここからお仕事につながることにもなっているため、おいそれと止めることもできなくなってしまった。
ただ、ぼくがソーシャルメディアを通じてアウトプットを繰り返しているように見えるけれど、実際には誰もがアウトプットをしているのであって、何も特別なことではないのだ。特別なことではないのだけど、取り組み始める上では意識をしなければ特別なものにはならない。
書いていて、まったく意味がわからなくなりそうな予感がするのだけど、無理矢理にでもまとめらるようにやってみようと思う。

▶︎ “特別なアウトプット”なんてない

たまに、ぼくが毎日書いていることを褒めてくれる人がいる。
「いつ寝てるんですか」とか聞いてくれる人には「夜、寝てます。」と答えるし、「どのぐらい時間がかけてるんですか」と聞いてくれる人には「ゆっくりご飯を食べられるぐらいの時間」とか答えてる。
他にもいくつか「毎日更新してるのすごいね感」を出してもらえる質問を頂戴するのだが、根本的には何にもすごくない。だって、そうやって質問(まぁ、話題がないから仕方なく出してくれる質問なのかもしれないが...)してきてくれる人たちも日々なにかしらのアウトプットをしているのである。
誰かにメールを出すにしても、上司にレポートや資料を提出するにしても、家族との会話においても、なにかしら自分の思考から発せられるアウトプットをしているわけで、それをクソみたいな文章だったとしてもWeb上で魚拓を残される可能性を残しつつ人生の汚点になるかもしれない可能性を覚悟した上でネット上に公開しているかどうかの違いだ。
結局、特別なアウトプットなどない。あろうはずがない。
一点、いえるとしたら「アウトプット前提にないインプット」は自分に残ってくれないことだろうか。

▷ アウトプット前提にしたインプット

別に大したことではない。
仕事で資料作成を依頼されたら、どんな形にするのかを想定してインプットをしはじめるはずだろうし、メールで返信をする際には前提となっている情報は何かを整理した上で文面をタイプしはじめるのと何ら変わりはない。
常日頃やっていることを誰に向けてやるのかの違いなだけで、根本的にアウトプット前提で生活をしているはずだ。
ところが、ただただインプットするだけで流し読み程度で済まされているものは何にも残らない。それはもうキレイさっぱり風呂で汗を流したのなら一緒に排水溝へ流れていくように。
「よみかき(読み書き)」とは素敵なことばだと最近になって思うのだが、読めることとかけることを合わせた表現かと思いきや「読めることと書き出せること」と受け取った場合にはインプットとアウトプットの関係になることに気づいた。
...もちろん、こじつけだ。会社の中にいる口うるさく説教じみたおじさんが無理矢理ことば遊びをして若手人材に嫌われるようになるが、あれと同じかもしれない。
ともかく、ぼくは「よみかき」とあえてひらがなで書くことが好きで、漢字で記載し意味を特定させてしまうよりも、どこか余白を残しつつ記載したほうが味わい深い。いや、意味をわかってもらおうとは思っていないので怪訝な顔はやめてもらえないだろうか。
ただ、ぼくがここでこうやって書いているのも、結局は何処かから仕入れた情報をもとに主観と客観を行き来しながら書き出しているものでしかない。そこに偉いも偉くないもなく、やりたいかやりたくないのかの違いでしかない。
そう、仕事でやりたくもないことをやっているのか好き勝手に趣味でやっているのかの違いだ。

▷ 意見と事実、そして根拠

アウトプットをする上で気をつけなければならないのは、誰しもが理解しているだろうが「意見と事実」をごちゃ混ぜにしないことだ。
正直、はじめてこれを言われた時には「この人はなにを...」とぼく自身の表情がこわばっていったのを鮮明に覚えている。それほどに意味を理解するのに時間を要したのだ。そう、ぼくは決して有能ではないので時間が必要なのである。
なにかしらの情報を仕入れる際に注意したいのは「事実」と「根拠」がどこにあるのかをきちんと調べることだ。大手マスメディアの特に新聞なんかだと基本的には事実や根拠がない言説がされることはない。だからといって自分でなにも調べなくていいのかといったらそうではない。
少なくとも鵜呑みにするのではなく、それが事実なのかどうか根拠はどこにあるのかといった検索・模索することをネットの海で行うことでなにかしらに行き当たる。
その「行き当たるまでの過程」こそが本質的なインプットであり、他者との仕入れられる情報の差異になるのだろうと思っているが、大したことではない。信用たる情報源にあたること以外しなければいいのだ。
「なにを信用たると判断するのか」だが基本的には数値情報が記載された情報と、そこから生成されているグラフを作成するような媒体ぐらいで、ここにこうやって文字列だけを記載するようなものを信用たる情報源として採用することはすべきではない。
意見とは、前提となる情報を整理する過程の中の気づきであって、唯一無二の結論だなんてノーベル化学賞を受賞できるような研究以外に存在しないのだ。前提が揃っていれば大抵の回答は似たり寄ったりなものになる。
だから心配せず、みんなも書き出せばいいのだ。

▷ よみかきしよう

ぼくのように雑文をネットの海に放り出すようなことをやりたければやればいいと思うが、別に自身の日記に認めるだけでもいいだろうし、なにかしらのソーシャルメディアに投稿するでもいい。
各々がやりやすい形でやればいいと思うのと同時に、なにかしらの形として生成されたほうがいいだろうとは思っていたりする。
結局、いったいわない揉める人たちのように、物的な証拠もないのに述べたとか述べていないとか意見を持っていたとか考えていたといわれても、それこそ信用ができない。
これはもう仕方がない。「実はわたしもそう考えていたんですよ!」とかいう人間の怪しさったらないだろう。それと一緒だ。逆をいえば、それをしないだけでも信用が積み重ねられるのだとしたら、他人から「特別感」を醸し出してもらえるのだとしたら、それほど儲け物はない。
「自分だけの価値」なんてものはないだろうが、「自分なりの価値」みたいなものはあるように思う。それは「読み込んで仕入れた前提となる情報と思考の過程から意見を書き出す」といった経過を何度も通るからこそ、”たまに”発露し、”誰かに”評価されるものだが、すべてが万人に刺さることなどない。
だけど、それでいいのだと思っている。
ぼくの文体は「話口調」だったり「言い切り型の口調」だったりと迷走をつづけており、実際にあった人からは「イメージが違う」といわれたりすることがある。余計なイメージを抱かないでもらいたいが仕方がない。
ギャップがあるとモテるって聞いたことがあるが、こんなふうに30代の後半にもなるおじさんがモテるとかモテないとかいってる時点で気持ちが悪い。ただ、そんな自覚を持っているだけでも救いだろうか。
そんなわけで、みなさん、#よみかき していこう。
ではでは。
えんどう

▶︎ おまけ

▷ 紹介したいnote

本意としては、結局インプット前提のインプットしかしてないからダメってことなんだろうと理解している。音声だからいいのではなく、インプットしたごくを発音って形のアウトプットや会話を前提にしたアウトプットにしていないからダメなんだよねって。
ぼくが書いている、この雑文を書き連ねるnoteも4万/月を超える閲覧数もらえるようになったが、だからといってぼくの財布が潤うようなこともないし、モテモテになるようなこともない。今後もないだろう。だけど、それでいいと思っている。なんだか、そうなのだ。
よみかきは特別な人に与えられた特権ではないし、そのように扱うこともないだろう。これからもそうだろうし、それが何ら変わることもない。ただ、意図的に外部へ露出させるような行為を行なっている人間とそうではない人間では何かしらの差異は生じてくるかもしれない。

▷ 紹介したい関連書籍

よみかきにおいて、乙武さんのように平衡性のある人はそうそういない。いや、手もないのにどうやって書いてるのってのが存分に気になるが、ワインとか飲んでる様子を見ると「それほど難しくないんだ」とか腹落ちする。一度、新潟のビッグスワン前で出会ったことがあるのだが、いい男だった。

▷ えんどうのTwitterアカウント

僕の主な生息SNSはTwitterで、日々、意識ひくい系の投稿を繰り返している。気になる人はぜひ以下から覗いてみて欲しい。何ならフォローしてくれると毎日書いているnoteの更新情報をお届けする。
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